この記事では副業でWordPress制作案件から始めた方が良い理由についてお伝えします。
副業とWordPress制作は、とても相性が良いです。
WordPress制作を本業にしている人もたくさんいますが、
本業で安定して稼ぐには、企業から案件を継続的にもらえるとか、デザイン制作スキルも求められたり、などハードルはそれなりに上がります。
またWordPressの制作スキルを身に付けると、
自分のブログを運営する際に役立ちますし、
個人でWordPress制作案件を受注することができます。
1サイトの相場は、ページ数などによって変動はありますが、コーディングからWordPress構築までだと5〜30万円が相場です。
慣れてくれば、副業として月10~20万円はコンスタントに稼ぐことができます。
コーディングのスキル(HTML/CSS/JavaScript)までは、スクールや独学で学んでいる方は多いですが、
WordPressは分からないという方は正直、もったいないです!
クラウドワークス
を見ても、コーディングのみの案件もあるにはあります。
ただ報酬が安かったり、案件数もWordPress案件よりも少ない印象があります。
つまりWordPressのスキルを身に付けるだけで、
対応できる案件は何倍にも増えて、報酬も上がります。
しかもプログラミング言語を一から学ぶよりも学習コストは低いです。
基本的なことを一通り学べば、短期間で仕事として受注することは可能です。
WordPress案件はどれくらい稼げるのか?
僕の場合、WordPress案件の割合が全体の割合の5~7割を占めています。
副業を始めた時点では、WebサイトコーディングとWordPressの学習は書籍などで学んでいたので、
クラウドソーシングで応募して、受注していました。
開始当初から1案件あたり10万円以上の報酬になったので、効率は非常に良かったですね。
WordPress構築のないLPサイトなどのサイトコーディング(HTML/CSS/jQuery)よりも、
WordPress案件は単価が高くなりやすいです。
理由としては、WordPressのほうがサイトのページ数が多くなる傾向にあります。
WordPressを使ってサイトを作る場合、ブログなど動的なコンテンツを入れて欲しい、という要望が多いからです。
会社のコーポレートサイトなどがそうですね。
SEOの観点から、サイトを作るにあたって、ブログを始めたいというクライアントはかなり多いです。
ブログ機能をサイト内に設置するには、WordPressが一番手っ取り早いですからね。
またお知らせとブログのコンテンツを分けたいという様な要望も多様化するので、実装コストこも上がる分、報酬も上がりやすいと言えます。
WordPressはCMS(管理画面からブログのように記事を増やせるシステムのこと)なので、一通り理解してしまえば、コピペで実装できてしまいます。
ただ慣れていない方が100記事以上あるようなニュースサイトの構築などにいきなり手を出さないようにしましょう。
確実に炎上します笑
クラウドソーシングの注意点としては、
相場よりかなり低い金額で、大規模なボリュームを求められるような地雷案件が紛れています。
最初は5ページ程度の小規模なサイト制作案件から始めましょう。
会社のコーポレートサイトによくあるページ構成
・トップページ
・会社概要
・事業紹介
・お知らせ(一覧と詳細ページ)
・お問い合わせ
基本的な作業内容としては
- デザインデータからコーディング
- WordPress構築
- 固定ページ
- 投稿機能
- お問い合わせフォーム
が多いです。
案件によってはデザインからWordPress構築までして欲しいというのもあります。
当然、デザインから作るとなると報酬は上がります。
自分でデザインを作れない場合は、以下の対応が必要になります。
- パートナーとしてデザイナーを探す
- クラウドソーシングで外注する
- テンプレートを使う
オススメは既存のテンプレートを利用し、コーディングの工数を下げることです。
テンプレートは有料のものを使うと、差別化が図れるので見積もりに上乗せして、提案すると良いと思います。
応募文に記載がなくても、デザインの作成が必要かどうかは必ず確認しましょう。
WordPress制作のポイント
制作する上で、覚えておいた方が良いポイントは以下になります。
・クライアントの要件をヒアリングすることが最も大事
・料金の相場をリサーチする
・デザインテーマを使えば、デザインスキルがなくても対応できる
通常、サイト制作をするには、クライアントの要望をヒアリングし、デザインを作るところから始めます。
デザインスキルから身に付けようと思うと、WordPress制作スキルの数倍の学習コストが掛かります。
WordPressでは、無料・有料のデザインのテーマを自由に入れ替えができるので、デザインを作るという工程をほぼ省略することができます。
テーマを使用しなくても、クライアントが制作会社の場合は、デザインデータが支給されることがほとんどです。
僕もクラウドソーシングでは基本的には、制作会社からの依頼しか受注しません。
お客さんと直でやり取りする場合は、ディレクション・デザイン制作なども絡むので、高単価になりますが、難易度は上がります。
WordPressの学習方法
最初はWordPressでサイトを作りながら学んだ方が効率が良いので、書籍や動画で一通り学ぶのがオススメです。
書籍の中でオススメなものを載せておきます。
無料のテーマを使いながら、WordPressでサイトを作る方法が学べます。一番最初に学ぶと良いです。
WordPressには色々な機能があり、やりたいことはあるけど方法が分からないという時には以下の書籍がオススメです。
逆引き辞典なので、手元に1冊置いておくと、困った時に助かります。
実際、僕も何度も助かりました。
ネットにも同じ情報はあるんですけど、知識がない時は、調べても欲しい情報に中々辿り着けないことが多くないですか?
この書籍は逆引き形式なので「◯◯がしたい」ということさえ分かっていれば、欲しい答えにすぐに辿り着けるので、時短になります。
「◯◯がしたい」ということが曖昧でも、書籍の目次を見ると、近い内容が載っているので、自分で検索するときにも参考になります。
なので更に慣れてくると、検索ワードの精度が上がるので、ネットで調べた方が早いという現象が起こります笑
【最後に】自分のブログを作るのが一番の上達方法です
書籍で一通り学んだら、実際にWordPressを使って、自分のブログサイトを作ってみるのがオススメです。
ブログを開設するには、下記のような手順で行う必要があります。
- レンタルサーバー契約
- 独自ドメインを取得
- サーバーにWordPressインストール
- ローカル環境からサーバーにファイルアップ
一見、面倒ですが、実はクライアントからの案件でも、この辺の知識と経験は必須です。
ローカルでWordPressを使っても、最終的にはサーバーにアップしないと意味がないですからね。
どうせ必要なら自分のブログを作ったら良いと思います。
WordPressを使って、ブログを始める方法は以下の記事を参考にしてみてください。
WordPressでブログを開設しようとすると、初期費用が少し掛かります。
具体的には書籍、独自ドメイン、サーバーに掛かる費用などですね。
できればお金を掛けたくないという倹約家の方は、初期費用を0円にできる方法があるので、下記の記事もご参考に。