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WordPressを使ったサイト制作で月10万円を稼ぐ具体的な方法とは?【体験談あり】

読者
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リモートワークになり在宅時間が増えたので、副業でもやってみようかと考えています。でも何をして稼いだほうが良いか分かりません。
クッカ
クッカ
僕が副業を始めたのは結婚や子どもが産まれて、家庭環境に変化があった時です。夫婦+子ども1人の3人家族の生活を、当時勤めていた会社の給与だけでは無理がありました。最終的には副業で月10万円以上、コンスタントに稼ぐことができました。

この記事ではWordPressを使ったサイト制作で月10万円を稼ぐための具体的な方法について解説します。
筆者が実際に月10万円をWordPressを使ったWeb制作で稼いだ実例も紹介したいと思います。

人によっては月10万円というと相当大きな金額ですよね。
きちんとスキルを身に付けて、実績を付けていけば決して不可能な数字ではないということが分かると思います。
順番に説明します。

結論:WordPressを使ったサイト制作で月10万円稼ぐことは可能

まず結論として、サイト制作系の案件で月10万円を稼ぐことは可能です。
また月10万円という金額は低く見積もっています。

スキルに比例して作業効率も上がっていくので、月20万円くらいは副業のリソースでも可能な数字です。
※僕は育児もありそこまでリソースを避けなかったので、月10万円くらいがアベレージでした。

僕が副業で月10万円以上稼いでいたときの収益例

参考までに僕が月10万円稼いでいたときの収益例の一例を記載します。

会社コーポレートサイトのWordPress構築

報酬:10万円
期間:1ヶ月(作業時間30h)
内容:会社コーポレートサイトのリニューアル案件でした。
すでにコーディングされたHTMLファイルを受領し、WordPressに組み込むという作業を行いました。
なのでHTMLやCSSのコーディング作業は発生していません。

ややこしい要望・要件もなかったため比較的、楽な案件でした。
作業時間はおおよそ30時間くらいだったと思います。

また制作会社からの依頼だったため、やり取りがスムーズでした。
時給換算すると3000円くらいですね。
もちろんすべて在宅作業です。

オウンドメディアサイトのWordPress構築(コーディング有)

報酬:30万円
期間:2ヶ月(作業時間120h)
内容:自社でメディアサイトを運営したいという要件があり、サイトをWordPressを使って構築しました。
作業工程としては以下のように進めました。

  • デザインデータ(PhotoShop)の確認→→デザイナーが作成したデザインを受領
  • HTML&CSSでコーディング → デザインデータをベースにコーディングをしていく
  • jQueryでアニメーションを実装 → CSSでは対応が難しい部分をjQueryを使って実装
  • コーディングしたHTMLファイルをWordPressへ組み込む
  • テスト

デザイン作成後からすべて担当するイメージになります。
作業時間も100hとかなり多くなっています。
報酬は高いですが、その分作業量も多かったので、副業のリソースでは中々キツかったです。
※5年ほど前の案件で、当時はまだスキルが低かったというのもありますね。

WordPress構築案件は時給換算で2000円は超える

2つ例を挙げましたが、いずれも時給に換算すると2,000円を超えています。
アルバイトの単純労働で2000円超えは厳しいですが、スキルがあれば余裕で達成できます。
しかも時間も場所も自由に作業できるので、ストレスなく稼ぐことが可能です。

クラウドソーシングを見ても、同じような案件を探すことができます。
クラウドワークスで案件を探してみると、以下のような案件がたくさん出てきます。

注意点としては、経験が浅い最初段階ははスキルも低いので、作業時間はどうしても長くなります。
時給換算でいうと、アルバイトをしていたほうがマシなレベルかもしれません。
しかし徐々に作業効率が上がってくると、逆転現象が起こるので、それまでは時給数百円レベルでも頑張るしかないですね。

またクラウドソーシングサイトで案件を請けると、他の受注者との競争が激しいので報酬も低くなりがちです。
長期的にはいかに効率良く稼ぐかという視点が大事なってきます。

クッカ
クッカ
いきなり効率よく稼ぐのは難しいので、まずはスキルを身に付けましょう。
スキルや実績があれば案件を取捨選択できるので、報酬の良いに注力できます。

WordPressの制作案件はどのような種類があるのか

WordPress制作案件の実例を挙げましたが、
他にどのような案件があるのか見ていきましょう。

サイト制作(デザイン + コーディング + WP構築)

サイトのデザインから作成し、WordPress構築まで一貫して行う案件になります。
クラウドソーシングでは、このタイプの案件が非常に多いです。

理由としては、エンドユーザー(サイトを作って欲しい企業など)にサイト制作のノウハウが全くない場合、
デザインからすべて請け負ってくれる制作パートナーをクラウドソーシングなどで探すからですね。

このタイプの案件のメリットとしては、全て丸ごと請け負うことが可能なので、報酬単価も上げやすいです。
ただしクラウドソーシングなどでは受注側として制作会社や個人も参入しているので競争が激しいです。※他の制作案件にも言えますが。

デメリットとしては求められるスキルが多いため、個人で戦うには結構厳しい、という印象です。
デザイン、コーディング、WP構築だけでなく、クライアントとの交渉、見積もり、要件ヒアリング、ディレクションなども必要となります。
1人で厳しい場合はデザインは外注して、残りは自分で行うことなどの分業で対応は可能です。
(まあ、そこまで出来たら専業で稼げると思うので、月10万円のレベルではないですね)

サイト制作(コーディング + WP構築)

デザインデータを受け取って、HTML&CSSを使ったコーディングから作業を行う案件です。

デザイナーが仕事を依頼してくる場合もあれば、デザインデータはあるがコーディングする人がいない、などのケースがあります。

副業を始めてから数年はこの種の案件をよく請けていました。
ただコーディングも行うと工数がかなり増えるので、後半は積極的に請けなくなりました。

サイト制作(コーディングなし、WP構築のみ)

HTMLやCSSでコーディングしたファイル一式を受け取って、WordPress構築から作業する案件です。
WordPressの要件は決まっている場合もあれば、ヒアリングしながら確定する場合もあります。

このタイプの案件の報酬は10万円前後が多かったです。
WordPressのスキルが上がってくると、短時間でCMS化できるので時給換算で2000円以上は堅かったです。

WordPress構築のみの案件は、制作会社が外注で依頼してくるパターンが多いです。
(コーディングまでは制作会社で行って、WP構築を外注するというケース)

制作会社だと、担当者と技術の話が通じやすいので、コミュニケーションコストが下がるというメリットもあります。
副業でも無理なく進めることできました。そういう意味でも個人的におすすめの案件になります。
※技術について把握されていないクライアントとのコミュニケーションは想像以上に大変です。副業レベルでは避けたほうが良いくらい。

技術サポート

サイトというのは作って終わりではなく、公開してからもページを増やしたり、機能を追加したいという要望が発生します。
WordPressを使って構築されたサイトも同様です。

例えば、社員紹介ページを作りたいという機能追加や、プラグインをアップデートしたらおかしくなったというようなトラブル対応なども発生します。
社内に対応できるリソースがない場合は外注することなりますが、制作した会社(または人)がそのまま技術サポートを行うというパターンも多いです。

依頼する側からすれば、サイトの構造に詳しい人にお願いしたほうが楽なので、制作した人に頼みたいというのは自然な考えですよね。
僕もWordPressで構築したサイトのサポートという形でいくつか対応したことがあります。

中でも良かったのは、毎月決まった費用をもらいながら技術サポートをするという案件でした。

月々数万円で請けていましたね。

基本的には1つ〜2つのサイトに関してのサポートだったので、長くやっていると構造も熟知してきます。
※自分で制作したサイトであれば更に良いですね。

技術サポート案件は新規受注よりも、クライアントから指名で依頼されるケースが多いです。
ぜひともバイネームで依頼されるように、信頼を得ましょう。

記事作成、編集

メディアやブログ運営をしている会社などが募集しているケースが多いです。
記事を投稿、編集したりする作業がメインとなります。
例えば、Word文書で作られた原稿をWordPressに投稿できる形に修正する作業を行います。

マニュアルなどが用意されており、機械的に作業するということが多かったですね。
コーディングなどの技術的な作業は発生しないので、報酬はかなり安いです。
時給数十円〜数百円の世界です。

こちらの案件は、クラウドソーシングを始めたばかりのときなどはオススメです。
仕事の流れや、クライアントとのやり取りなどに慣れておくためです。
ただしどれだけ作業効率を上げても、アルバイト以上稼げるような報酬は望めない気がします。

どの案件を狙っていくべき?

オススメなのは

  • サイト制作(コーディングなし)
  • 技術サポート

の2つになります。

HTML&CSSのコーディングから行う案件だと作業ボリュームもかなり増えます。
副業リソースだと厳しいという見解です。
WordPress構築だけの案件なら、少ないリソースを集中投下できるというメリットがあります。
またWordPress構築のスキルに特化していけば、技術サポートとして継続案件も打診されることがあります。

クッカ
クッカ
WordPress構築案件をこなし経験と信頼を上げていきましょう。
クライアントからの信頼を獲得し、技術サポート案件を契約する、というのが月10万円を目指す基本戦略になります。

まとめ:スキルを身に付けてしまえば再現性は高い

WordPress案件で月10万円を稼ぐ方法について説明しました。
始めた当初はアルバイトより報酬は低いかもしれないですが、経験を積むと効率は上がるので、
自然と割の良い仕事になっていきます。

クライアントからすると、いちから説明しなくても上手くやってくれるパートナーって喉から手が出るほど欲しいんですよね。
そういう信頼されるパートナーになるために、まずはスキルを身に付けていくのが一番再現性の高い方法だと思います。

もちろんWordPressの制作スキルを極めようと思ったら長い時間が掛かりますが、求められることはそれほど高度ではありません。
基本的なことを抑えておけば何とかなります。
基礎を一通り学んだら、どんどん自分のスキルを売り出していきましょう。

月10万円稼ぐ具体的な方法

・WordPress構築の案件を受注し納品する
・クライアントから信頼を得て、継続案件を獲得する

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