サイト制作案件の稼ぎ方

WordPressとは?【サイト制作で稼ぐための基本的な知識を解説】

    読者
    読者
    Webサイト制作の案件でWordPressって出てくるけど、何なんですかね?
    クッカ
    クッカ
    WordPressとは企業のWebサイトにも使われている無料のシステムになります。WordPressを用いたWebサイト制作のスキルを身に付けると、対応可能なWebサイト制作系の案件は一気に増えます。

    この記事ではWordPressの基本的な知識について解説します。
    まずはWordPressとはどんなものなのか理解して、具体的なイメージを持ちましょう。

    WordPressの使い方を学ぶと、難しそうな用語が出てきます。
    1つずつ、きちんと理解していけば大丈夫ですよ。
    WordPressは今も需要が高いので、ぜひ制作スキルを身に付けていきましょう!

    WordPressとは?

    WordPress(ワードプレス)とは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の1つで、世界的に高いシェアを占めています。なぜ人気があるかと言うと、ライセンスがGPL(General Public License)という要因が大きいです。
    簡単に言うと、GPLとは「使用、複製、変更、再頒布」など自由にやっていいよ、というライセンスのことです。

    しかもWordPressのコアファイルはかなりの頻度でアップデートされており、最新のバージョンは6.0(2022年6月2日現在)となっています。

    WordPressは企業サイトにも数多く使われています。
    例を挙げれば切りがないですが、代表的なもので、

    などの有名な企業サイトもたくさんあります。

    なぜWordPressを導入しているか分かるのかというと、
    ブラウザのデベロッパーツールを開くと、WordPress関連のファイルが読み込みされているからです。
    ※出力されているコードからも判断可能です。

    WordPressと言えば、ブログサービスとして広まった歴史がありますが、
    企業サイトとして導入されるケースも多いのです。

    クッカ
    クッカ
    WordPressは「ブログ」や「一般的なWebサイト」どちらにも適している、汎用性の高いツールなんですね

    CMSとは?

    さきほどWordPressはCMSの1つだと記載しました。
    それではCMSとは一体何なんでしょうか?

    CMSはコンテンツマネジメントシステムの略ですが、「コンテンツをマネージメントするシステム」と言っても、分かりにくいですよね。

    簡単に言ってしまうと、HTMLやCSSでコーディングしなくても、WordPressの管理画面からページの内容を変更したり、見た目を変更したりすることができます。

    そのためHTMLやCSSの理解がないユーザーでも、サイトの情報を簡単に更新することが可能となります。
    ※もちろんHTML/CSSの知識がある方が細かいカスタマイズができるので、知識はあったほうが良いですね。

    以下の画像はWordPress管理画面になります。
    管理画面から記事の編集を行うことができます。

    WordPressには種類が2つある

    WordPressには2つのサービスが存在しています。

    • WordPress.org
    • WordPress.com

    WordPress.comは、いわゆるアメブロなどのブログサービスに近いものです。
    一般的なブログサービスをサーバーを自分で用意しなくても、ブログを公開することができます。
    WordPress.comもサーバー付きのサービスなので、自分でサーバーの契約や設定をする必要がありません。
    ただしWordPress.comでサイトを公開するには有料プランに入る必要があります。
    また機能面でも一部制限があります。

    WordPress.orgはWordPress.comとは違ってサーバー付きのサービスではありません。
    CMSのシステムを無料で配布しており、公式サイトから自由にダウンロードすることができます。
    サーバーの用意、WordPressの構築などは全て行う必要があります。
    ※と言っても、レンタルサーバー会社で簡単にセットアップしてくれるサービスがあるので、公開するだけなら難しくありません。

    Webサイト制作の案件ではどちらを使うかと言うと、基本的には「WordPress.org」のほうだと思ってください。
    この後、詳しく説明しますが、WordPressはプラグインと呼ばれる機能を追加できるものがあります。
    WordPressはプラグインを使って、自由にカスタマイズできるのが魅力となっています。
    WordPress.comでは機能制限があるので、本来WordPressの魅力であるカスタマイズ性が下がってしまうためです。

    クッカ
    クッカ
    僕も5年以上WordPressを使ったサイト制作に携わっていますが、WordPress.comを使ったことは一度もありません。
    まずは「WordPressと言えば、基本的にはWordPress.orgのほうを指している」と理解してもらえば大丈夫です。

    WordPressを使うメリット

    ここではサイト制作でWordPressを使うメリットについてお伝えします。
    なぜサイト制作でWordPressを使用することが多いのか理解しましょう。

    プラグインが豊富

    プラグインとは、WordPressの機能を拡張できるツールのことです。
    例えば、お問い合わせフォームページを簡単に作成できる「Contact Form 7」や「MW WP Form」などがあります。

    他にもWordPressでECサイト(ショッピングサイト)を構築できたり、会員制サイトを作ったりできるプラグインもあります。
    プラグインはWordPressの機能面での拡張を行ってくれるものになります。

    ちなみにこのサイトでは「Rich Table of Contents」というプラグインを使っております。
    これは記事の見出しを自動的に目次にしてくれる便利なプラグインです。

    以下のように記事の先頭に目次を自動生成してくれます。

    プラグインは便利ですが、以下の点に注意してください。

    • 無料と有料のものがあり、無料版だと簡易な機能しか使えないケースがある
    • プラグインを入れすぎると競合する場合がある → エラーになりサイトが上手く表示されなくなる場合も
    • WordPressとプラグインのバージョンが合わずにエラーになる場合がある
    クッカ
    クッカ
    プラグインを入れすぎると、WordPressのアップデートのときに確認が大変になります。プラグインの入れすぎには注意しましょう。

    テーマが豊富

    次にテーマについてです。
    プラグインは機能面の拡張でしたが、テーマはサイトの見た目を変更することができます。

    WordPressはテーマを変えることで、サイトの見た目を簡単にできる機能が備わっています。
    また、テーマにも無料と有料のものがあります。
    ※例えば、公式のテーマである「Twenty Twenty」は無料となっています。

    ちなみに、このサイトは「JIN」という有料テーマを使っています。
    テーマのほうがプラグインよりも有料ものが多い印象があります。

    2010年代にブログが爆発的に普及しました。
    プラグインとテーマを組み合わせれば、割とオリジナリティのあるブログが作ることができます。
    プログラミングの知識がなくても、自由度の高いカスタマイズが可能なので、「ブログと言えばWordPress」と言われるくらい普及していますね。

    ちなみにこのサイトのテーマを「Twenty Twenty」と「JIN」でどう変わるのか、比較してみましょう。
    JIN向けにカスタマイズしているので、「Twenty Twenty」だと表示が少しおかしいですが、全く違う雰囲気のサイトになっているかと思います。

    「Twenty Twenty」

    「JIN」

    書籍やインターネットの情報が豊富

    CMSでは圧倒的なシェアを誇るWordPressですが、歴史もそこそこ長いので、
    インターネットに情報も豊富にあります。

    他のCMSだと日本語サイトでの情報が少ないケースがほとんどなので、非常に助かります。

    WordPressは自由度が高いのがメリットなのですが、色々なことができてしまう分、最初の頃は混乱しやすいです。
    困ったときはネット上に情報があるので、コードを流用してカスタマイズすることも可能です。

    また公式のオンラインマニュアルにも網羅性の高い情報が記載されています。

    制作スキルの需要が高い

    最後のメリットはWordPressを「使う」メリットではないですが、WordPressの制作スキルを身に付けた場合のメリットになります。

    まず事実としてWordPressを使った制作案件が豊富にあります。

    Webサイトを新しく作る場合、静的サイトなのか、動的サイトなのかで必要な技術が変わります。
    静的サイトと言うのは、「表示内容が変わらないサイト」のことを指します。

    一般的にはHTMLファイルで作成されたサイト・ページのことを指します。
    いつどこでサイトを表示しても、内容が変わらないことを言います。

    動的サイトと言うのは、「アクセスしたときの状態によって、表示内容が変わるサイト」のことを指します。
    例えば、Yahoo! JAPANであれば、ページをリロードするとニュースエリアの部分が最新の情報に更新されていることがあります。

    このニュースの更新などはHTMLファイルを直接編集しているわけではなく、システムから記事を作成したものが、読み込まれています。
    WordPressも同じような仕組みになっているので、動的サイトの1つに該当します。

    制作案件の話に戻ると、静的サイトなのか動的サイトなのかで、必要なスキル、報酬などが変わります
    企業のホームページでも、お知らせを動的に表示したいなど機能面での要望があります。
    その場合はWordPressなどのCMSを使って、サイトを制作することが一般的です。

    WordPressのサイト制作案件はCMSを使わない制作案件よりも報酬が高くなる傾向にあります。WordPressを使ったほうが工数も増えるので当然ですね。
    WordPressの制作スキルを身に付けておけば、その分だけ扱える案件も多くなっていくので稼ぎやすくなります。

    クッカ
    クッカ
    WordPress(CMS)を使わないと実現できない機能も多いです。なのでサイト制作にも導入されるケースが多いのですね。

    WordPress制作の案件にはどのようなものがあるのかは、以下の記事で解説しています。
    WordPressを使ったサイト制作で月10万円を稼ぐ具体的な方法とは?【体験談あり】

    WordPressを使うデメリット

    次にWordPressを使う上でのデメリットを見ていきましょう。

    学習コストが高い

    Webサイトを制作(コーディング)する上で必要なスキルは以下のようになっています。

    • HTML/CSSを使ったコーディング
    • JavaScript(jQuery)を使った簡単な実装
    • デザインソフトの基本的な使い方
    • CSSフレームワーク(BootStrap)の理解

    細かく挙げれば色々ありますが、まずは上記の4つが基本となるでしょう。

    WordPressを使う場合は、さらに以下の知識が必要となります。

    • PHPの基本的な理解
    • WordPressの知識

    WordPressはPHPというプログラミング言語で作られていますので、PHPの文法の理解は必要です。

    クッカ
    クッカ
    と言ってもエンジニアのようにPHPでガッツリ開発するわけではないので、あくまで基本が分かっていれば問題ありません。

    またWordPressの知識も当然必要になります。

    メンテナンスが必要

    HTMLファイルを表示しているだけのサイトであれば、いきなり表示ができなくなるということはありません。

    ところがWordPressは定期的にバージョンアップが行われるのですが、バージョンアップした際に、表示がおかしくなる場合があります。
    またWordPressをバージョンアップすると、プラグインが動かくなった、などの問題も良く起こります。

    バージョンアップを自動的に行わないように設定することも可能ですが、バージョンアップには、セキュリティの脆弱性についての問題を解決してくれることもあるので、永遠にバージョンしないというのもリスクがあります。

    サイトを作って終わりではなく、何かトラブルがあった場合の対応も必要となってきます。

    セキュリティ対策が必要

    WordPressは世界的に利用されているので、セキュリティ面で攻撃対象として狙われることがあります。
    WordPressを使ってサイト制作する場合は、セキュリティ対策にも気を付ける必要があります。

    WordPressにはセキュリティ対策ができるプラグインも多くあるので、サイト公開時に導入することをオススメします。

    まとめ

    この記事ではWordPressの基本的な解説を行いました。
    ぜひ知識を深めて、Webサイト制作でもWordPrssを扱えるようになりましょう。

    Web制作者に必要なWordPressの基本知識

    ・WordPressはCMSの中でもメジャーな存在
    ・WordPressと言えば、「WordPress.org」を指すことが多い
    ・WordPressを使ってサイト制作するためには、最低限の知識は必要
    ・サイト制作で需要が高いので、案件獲得しやすくなる