インフラ周りの環境構築を学ぶにはローカルでも出来ますが、
実際のサーバで作業をするとさらに実力が付きます。
今回はさくらのVPSを契約したので、おすすめポイントを解説します。
オススメな人→プログラミングは出来るけどインフラに苦手意識がある
はい、僕がそうでした笑
現場に行ってもインフラや環境構築は専門のエンジニアがいるので、触る機会があまり、ないんですよね。
でも個人でサービスを開発するには最低限のインフラの知識がないと何も進みません。
メジャーなサービスではAWSもあるんですけど、いきなり始めるにはハードルが高いです。
理由としては、AWSは色々なサービスがあり、どれを使えばいいか迷うんですね。
更に料金体系も従量制なので、請求がどれくらいになるのか分かりにくいです。
その点、さくらのVPSは定額制なので使いすぎるという心配がありません。
また、プライベートなLinuxサーバーを1つ割り当てられるので、プランに迷うこともありません。
そこでさくらVPSを契約して、サーバーにPHP/MariaDBの環境を構築することにしました。
契約したプランは一番安い698円/月のプランです。
学習用であれば、最初は安いプランで充分です。
後でプラン変更は可能なので、アクセスが増えてきたり、規模が大きくなってきたら、上位プランに変えることも出来ます。
料金プランの違いとしては、サーバーの性能と容量ですね。
メモリ | CPU | 月額料金 | 初期費用 | SSD / HDD |
---|---|---|---|---|
512MB | 仮想1Core | 698円 | 1,100円 | SSD 20GB |
1GB | 仮想2Core | 990円 | 1,650円 | SSD 30GB or HDD 100GB |
2G | 仮想3Core | 1,738円 | 2,200円 | SSD 50GB or HDD 200GB |
詳しくは公式サイトをご確認ください。
さくらのVPSをオススメする理由
理由①個人開発のモチベーションが上がる
Webアプリのエンジニアって、何かを作るのってそれほど苦労しないと思うんですよね。
業務使用しているフレームワークなら、サクッと動くものを作るのは難易度としては低い。
(ビジネスとして成り立つかは置いといて)
でも個人となると、敷居が高くなります。
なんせ環境構築やら、CIツール導入やら、テスト環境と本番環境の切り替えやら、全部1人でやらないといけないですからね。
そこでインフラもやっておけば、作って公開までを1人で出来るようになるので、モチベーションが上がりますよね。
理由②入門ガイドがめちゃくちゃ分かりやすい
さくらを選んだ一番の理由です。
さすがサーバ屋さんで老舗なだけあって、めちゃくちゃ分かりやすい手順書があります。
さくらのVPS入門ガイドというガイドなんですが、全部で9回あります。
内容としては、
- SSHでサーバーに接続
- Apacheのインストール
- phpとMariaDBのインストール
- 無料SSL導入
- ファイアウォールの設定
- WordPressのインストール
- セキュリティ対策
などサーバー構築に必要な最低限の内容が分かりやすく入っています。
一通りこなすとサーバー構築の基本が学べます。
まずは『ネコでもわかる!さくらのVPS講座 〜第一回:VPSてなんだろう?〜』を読んでみてください。イラストを使ってVPSと他のサーバーの違いについて分かりやすく解説されています。
※上記のガイドに出てくるコマンドの意味が分からない場合は、ドットインストールのUNIXコマンド入門 [一般ユーザー編]で予習しましょう。
今のところ無料で受けられます。
追記:2020/07/17よりプレミアムプラン限定となります。
理由③2週間の無料期間がついている
申し込み時にクレジットカード払いを選択すると、特典として2週間無料&初期費用無料が付きます。
お試しで使用してみて、使わないと思ったら解約も可能です。
またサービスを開発するときに再開すれば良いです。
まとめ
学習用のために契約しましたが、分かりやすいガイドもあってか、環境構築はサクサク進みました。
将来的には自分のサービスを公開していきたいですね。
今なら2週間無料&初期費用無料が可能なので、検討している方は申し込んでみてはいかがでしょうか?