制作中のWebサイトをクライアントに見せる際に、ベーシック認証を掛けることが多いです。
ベーシック認証は、.htaccessファイルに.htpasswdのファイルパスを記載する必要があります。
クライアントのレンタルサーバーでベーシック認証を掛けるときに、「あれここのパスなんだっけな?」となることがたまにあります。
SSH接続をすればコマンドで一発で分かるのですが、そこまでしたくないときは、phpinfo関数を使うと便利です。
前提条件
- FTP接続が可能である
- サーバーはPHPが使用可能
ほとんどのレンタルサーバーは対応してます。
実行手順
- FTPクライアントソフトでサーバーに接続する
- ベーシック認証を掛けたいディレクトリまで移動する
- 対象のディレクトリでPHPファイルを作成する(ファイル名は何でも良い、例えば、『test.php』など)
- PHPファイルにphpinfo関数を記載する(コードは下に記載)
- ブラウザでPHPファイルを読み込む(ドキュメントルート直下に対象ディレクトリがあれば、パスは「ドメイン/ディレクトリ名/test.php」になる)
<?php
phpinfo();
?>
確認方法
test.phpをブラウザで開くと、PHPの設定情報が出力されます。
ページ内の「SCRIPT_FILENAME」という項目があり、スクリプトが実行されているファイルの絶対パスが表示されます。

そこに表示されているパスの「test.php」を「.htpasswd」に書き換えてあげれば、.htaccessファイルに記載するパスは問題ありません。
※.htpasswdも同ディレクトリに設置してあることが前提です。
またパスを確認したら、作成したPHPファイルはセキュリティ上問題なので、必ず削除してください。
ベーシック認証の設定の仕方は以下のサイトを参考にしてください。
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